2017年10月31日
仮の入れ歯は、リハビリデンチャーと呼んでいます。
合わない入れ歯を長く入れておいたり、自分の歯や差し歯でもグラグラしてたり、歯周病の歯をそのままにしておくと、噛み合わせが少しずつずれて、気がつくと
顎の位置がズレてしまいます。
足や腕を骨折した時に、治療の一貫でリハビリをしますよね!? 口の周りにも骨や筋肉がたくさんあります。お話するときやお食事するときには、口の周りの筋肉もたくさん動きます。
ですから、ずれてしまった顎の位置を治すのに、リハビリは必要不可欠なのです。もちろん、きちんとした検査をさせて頂いて、リハビリの必要ない方もいらっしゃいますので、そのあたりは
ご相談ください。
リハビリといっても、先ほどもお話したように、お話したり、お食事したりする時に筋肉は動くので、治療用の入れ歯を使って頂くだけで、お口のリハビリになるのです!
ですから、入れ歯を入れて特別な運動をするなどということではありません。
リハビリ期間が終了したことが、確認できましたら、最終的な入れ歯の製作に入ります。