2018年10月23日
歯ぎしりが気になったことはありませんか?
歯ぎしりは睡眠時など無意識にしていることも多く、自分では気付かず、周りの人に指摘されることで初めてわかることも多いです。
そんな歯ぎしりについて詳しくご説明します。
【歯ぎしりの原因とは?】
① 噛み合わせが悪い
噛み合わせが悪いと歯ぎしりしやすいといわれています。
治療後などで被せ物や詰め物が高くなっており、噛み合わせが悪くなることもあるので、歯科医院で相談しましょう。
② ストレス
ストレスがかかってしまうと、歯ぎしりが多くなる傾向にあります。
特に無意識の睡眠時などに増えてしまうことが多く、歯ぎしりでストレスを解消しているとも言われていますが、歯やあごに負担がかかってしまうのでマウスピースで負担を減らしてあげると良いでしょう。
【歯ぎしりによる影響】
① 顎関節症
歯ぎしりであごに負担がかかってしまうと『顎関節症』になるリスクが高くなります。
顎関節症になると口が開けにくくなり、あごが『カクン』と音が鳴ったりします。
ひどくなると口を少し開けるだけで痛みが出て、食事をするのも困難になることもあります。
② 知覚過敏
歯ぎしりで強く噛みしめている状態が長く続くと、歯ぐきが退縮してしまいます。
歯ぐきが退縮してしまうと、冷たいものがしみる知覚過敏の症状がでてきます。
③ 歯がすり減ることや歯が割れることがある
歯ぎしりで強い力がかかると歯がすり減ることがあります。
また無意識の強い力がかかると歯が割れることもあります。
【歯並びと歯ぎしりの関係】
歯並びが悪いと噛み合わせも悪く、しっかりと噛むことができない場合が多いです。
そして噛み合わせが悪いと歯ぎしりしやすいといわれているので、歯並びが悪いと見た目が悪いだけではなく、色々な不具合を引き起こしてしまいます。
そのため、噛み合わせや歯並びを改善すると歯ぎしりの改善も期待できるほかあごに負担をかけることがないので、顎関節症などのリスクも減らしてくれます。
【歯ぎしりの予防】
歯ぎしりはストレスが大きく関係しているので、ストレスを軽減することが歯ぎしりの予防にもなります。
そのため、リラックスすることができる様に、寝る前にゆったりとした時間を過ごすことやストレッチをしてみましょう。
また歯ぎしりから歯と守るには『マウスピース』を使用して歯を保護しましょう。
歯ぎしりには様々なリスクがあります。
ただうるさいということだけでなく、歯に悪影響を与えるので歯を守ることや改善することができるようにしていきましょう。