2018年11月07日
歯科医院には審美歯科・一般歯科・小児歯科などさまざまな診療科目が掲げられています。
歯科医院はたくさんあるのでどこに通ったら良いか迷ってしまうことも多いですよね。
そこで今回は小児歯科とはどの様なところかご紹介するので、歯科医院選びに役立ててくださいね。
【小児歯科とは?】
小児歯科は病院で小児科があるように子ども専門の歯科クリニックです。
小児の治療を多く行っているので、子ども経験が多いことや知識と技術が高いことが多くなります。
小児歯科と掲げている所では、一般歯科と小児歯科を併設している所と小児歯科専門クリニックとして治療している所があります。
歯科の診療科目は特にきまりがないので、色々な科目がある中に小児歯科と掲げられている場合には小児歯科に特化していないこともあるので、確認しましょう。
また、小児歯科専門クリニックは子どもが来院しやすくなる様な院内の雰囲気や対応をこころがけている所が多く、頑張れた場合にはシールやご褒美をもらえる場合や、スタンプを押して賞状がもらえる所など工夫をしている所があります。
【小児歯科の目的とは?】
大人と同じようにむし歯の治療もしていきますが、小児の場合にはむし歯にならない環境作りや、永久歯の歯並びがしっかりと生えてくるための手助けをすることに力を入れている所が多いです。
むし歯の大きな原因である『プラーク』を子どもの頃からしっかりと除去してお口の中の環境を整えてあげることが大切です。
そのためには定期的に歯医者で確認して歯を強化する『フッ素』を取り入れることや、歯の噛み合わせ部分がむし歯になりやすいので、その溝を埋める『シーラント』の処置をする事もあります。
また、小学校の低学年のうちは自分で磨き始める時期や乳歯が生え変わる時期で汚れが着きやすいのですが、仕上げ磨きをしなくなることが多いことから磨き残しが多くなる時期でもあります。
歯科医院で汚れが着いている部分はクリーニングでケアして、自宅でどの様に歯ブラシをしたら良いか確認して実践してもらいます。
小さな頃から歯磨きをしっかり行う習慣や定期検診を受けることが当たり前になると『予防歯科』を取り入れてお口の中をきれいに保つことができます。
また歯並びを改善する『矯正』も大人になってから行うより、子どもの成長過程の方が効果的に歯を動かすことができるので、小児歯科では噛み合わせや歯並びに問題がないか確認することもできるのでおすすめです。